close

【インタビュー】マスターブレンダー イアン・チャンが語る、小諸の地で描くウイスキーの未来

https://youtu.be/bIkm5WolcBE

今年で3回目を迎える「小諸蒸留所ウイスキーフェスティバル」。
2026年末に予定しているファーストリリースが近づく中、マスターブレンダー イアン・チャンにウイスキー製造への想いをインタビューしました。

—ファーストリリースが近づいてきました。ブレンダーとして何か思われることはありますか?

チャン:小諸蒸留所におけるウイスキー造りは、最初からひとつの完成した味わいを決めることではなく、多様な個性を持つ原酒と向き合うことから始まります。

そこで今回のフェスティバルの展示では、樽で熟成されたそれぞれの原酒の個性を、独自の骨格、質感、そして味わいのバランスといった観点から、紐解いていきたいと考えました。


—原酒の個性にフィーチャーするというのはブレンダーならではの観点ですね。

チャン:原酒の個性は、芸術家にとっては色彩のように映るかもしれません。しかしブレンダーにとっては、それぞれが固有の香味やニュアンスをもち、最終的な調和を形づくる要素でもあります。

ブレンディングとは単に混ぜ合わせる作業ではありません。それは緻密に「調和」を形づくっていく営みです。それぞれの要素は、経験に基づき、全体の均衡を見極めながら、ひとつひとつ慎重に選ばれていきます。


—これまでに数多くの賞を受賞し、高い評価を受けていらっしゃいますが、ここ小諸ではどのようなウイスキーを目指されるのですか?

チャン:ジャパニーズウイスキーの精神に則り、私たちはしっかりとした骨格と繊細さが共存する調和を追求しています。

私たちのファーストリリースは、そうした緻密なブレンディングから生まれるウイスキーです。調和を重んじる日本的な美意識を、初めて形にする結晶でもあります。


台湾から日本へ移住し、小諸の地でウイスキーづくりに向き合い続けるイアン・チャン

本動画では、小諸蒸留所ウイスキーフェスティバルのメイン展示の背景にある考え方を、本人の言葉でお届けします。異なる樽で熟成された原酒が、其々どのような役割を持ち、調和へと導かれていくのか
—それは、小諸蒸留所が大切にするブレンディングの思想であり、最高のジャパニーズウイスキーづくりへの挑戦でもあります。

その先にあるファーストリリースに込めた想いとともに、ぜひ会場でご体感ください。

記事一覧へ戻る